皆様おはようございま~す(^◇^)
本日はJR常磐線 北小金駅近くの古墳を紹介します(^^
北小金駅前の道標。
上から2番目に「小金古墳」と記載されてます(^^
小金1号墳遠景(別称/小金愛宕塚古墳)
正面の森中央付近に古墳が有りますが、正式な調査が実施されてないからか、
他の古墳の様な標柱は有りません(^^;
知らなければ通り過ぎてしまいそうですね。。。
手前の駐車場は月極駐車場(私有地)なので、
手前の駐車場は月極駐車場(私有地)なので、
敷地内に入る際はご注意下さい(^^;
入口のフェンスには鍵が掛かっているので、
中に入っての見学は不可能。。。
古墳が有る土地が私有地だからだと思います。。。
墳丘近景。
正面に墳丘と空が見えてる直ぐ下辺りが墳頂部ですが、
せめて墳形が分かる程度に草刈&伐採して貰いたいです(^^;
別の呼び名で愛宕塚古墳とも呼ばれていますが、
以前墳頂部に愛宕社を祀った社か祠が有ったと思われますが、
現状では確認不可能ですね。。。
松戸市立博物館の売店で購入した、
「松戸市立博物館紀要第22号」のP31に、
小金1号墳の事が記載されていますが、
それによると、元は前方後円墳1基&円墳6基で構成される、
小金古墳群が有ったそうですが、現在墳丘が残っているものは、
この1号墳のみだそうです。。。
古い書物には前方後円墳2基&円墳5基として記載されており、
この小金1号墳も前方後円墳(線路で前方部が削られた?)と、
されてましたが、測量調査で円墳であると判断されてます(^^
尚、この古墳は測量調査で墳丘規模が判明しているのみで、
埋葬主体部の調査は実施されていません。。。
墳丘実測図(松戸市立博物館紀要第22号掲載)
かなり改変されている様で、墳頂部も広い平坦面が見られるので、
おそらく愛宕社関連施設の建設の際や、常磐線の線路建設などの時に土取りなどで、
手を加えられたと思われます。
これだけ平坦面が広いと埋葬主体部も残存しているか疑わしいですね。。。(^^;
この古墳出土の埴輪では、円筒埴輪片18点と、朝顔型埴輪1点が知られてます(^^
その後新たに27点の円筒埴輪片と2点の朝顔型埴輪片が、採集されているそうです。
円筒埴輪は復元された状態で、松戸市立博物館に展示されています(^^
3条4段構成の円筒埴輪で、3段目に1対の透孔を持ち、
全体的に径が大きい物となってます(^^
ロータリーが有る側の出口へ出て、直ぐ右折(細い路地)し道なりに進むと、
2枚目に掲載した様な光景が出てきます(^^
※古墳所在地ですが私有地内の為、詳細は控えさせて頂きます。
:小金1号墳(小金愛宕塚古墳):
・所在地:松戸市小金
・墳形:円墳
・規模:直径23m✖高さ3.5m
・周濠:不明
・埋葬主体部:未調査の為不明
・出土品:円筒埴輪、朝顔型埴輪
・築造年代:5世紀代
・史跡の指定:市指定
・墳形:円墳
・規模:直径23m✖高さ3.5m
・周濠:不明
・埋葬主体部:未調査の為不明
・出土品:円筒埴輪、朝顔型埴輪
・築造年代:5世紀代
・史跡の指定:市指定
・備考:元は小金古墳群中の1基(前方後円墳1、円墳6)
円筒埴輪は松戸市立博物館に常時展示
駐車スペース無し(古墳の手前は私有地)
北小金駅下車徒歩6分(南西方向へ500m)
北小金駅下車徒歩6分(南西方向へ500m)