関東の古墳&陵墓研究

関東地方(主に埼玉県や茨城県)の古墳や遺跡、神社仏閣等を見学し紹介してます。 個人的に好きな陵墓関係の記事や書籍も紹介してます。

前橋市

皆様おはようございます(^▽^)
 
今日はUターンラッシュが凄いとの予報が出てるので、
何処にも遠出しないで、昨日撮ってきたたくさんの写真を、
ゆっくり整理&編集しようと思っております(^^;
 
さて、大室古墳群公園内の小古墳を順次UPしてますが、
残りは3基だけで、内1基は完全に破壊&消滅などしてるので、
一気に4・5・6号墳の3つを紹介しちゃいます(^^
 
まずは、前日紹介したM-3号墳から80m程の距離にある。。。
 
イメージ 1
 
M-4号墳
公園内にある小円墳の中で、何故か綺麗に復元されてます。
見た目は直径20m×高さ4m程の古墳ですが、
墳裾周囲に円筒埴輪が等間隔で並べ置かれ、
墳丘には葺石が貼られ・・・・・、
 
イメージ 2
 
反対側に回ってみると、横穴式石室の開口部の前に、
人物と馬の形象埴輪が並べ置かれてました。
 
イメージ 3
 
石室の開口部と思われる部分ですが、
小二子古墳同様に、既に破壊されていて、
見せられる状態では無かったのか、
完全に封じられてました。。。
 
・・・で、ココまで「平成の古墳」状態にまで復元してあるので、
さぞや説明板も立派な物があるのかと思いきや、
墳丘の周囲の何処にもありませんでした(>_<)
あまりの暑さの為に見に行くのを忘れてしまった資料館には、
説明があると思いますので、今度時間を作って行ってみようと思ってます。
 
周堀がある様に見えますが、周囲よりも、
2m弱ほど高い場所に築造されていて、
墳丘の周囲には3mほどの土地が巡ってるので、
それが周堀の様に見えるのだと思います。
実際墳裾の周囲をぐるっと歩いたのですが、
周堀が有ったと思うような窪みは見当たりませんでした。
 
 
次にM-5号墳ですが、
 
イメージ 4
 
またまた再掲載してしまいました中二子古墳近くの説明板ですが、
右下にM-5号墳の表示が見えるかと思います(^^
・・・が、表示されてる場所付近は現在、南側駐車場となってるので、
確実に消滅したものと思われます。。。
墳丘の説明も特に無いので、もしかしたら発掘調査時に既に、
「古墳跡」状態だったかもしれません。。。
 
続いて、M-6号墳ですが、
一昨日紹介したM-2号墳の直ぐ隣付近に位置する様で、
実際現地に行ってみたところ、遊歩道の脇付近で、
 
イメージ 5
 
直径15~20mほどの、周囲とは明らかに高低差がある、
半円状の土地を見つけました。
この場所は2号墳から80mほど離れた場所で、
葺石と思われる礫が数点確認できたので、
この場所でほぼ間違い無いと思われます。
このM-2と6号は、余程気を付けていないとスルーしてしまうので、
行かれた際は、木立の中や足元に気を付けて観察してみて下さい(^^
 
今回で大室古墳群シリーズを一旦終了させて頂きます♪
資料館の方は、また別記事にて紹介しようと思っております(^^
 
明日からは東京都内の古墳及び遺跡を紹介していきます♪
 
:M-4号墳:
・墳形:円墳 葺石
・規模:(目測)直径約20m×高さ約4m
・周堀の有無:不明
・埋葬主体部:横穴式石室
・出土品:円筒埴輪、人物埴輪、馬型埴輪
・築造年代:6世紀台?
・史跡の指定区分:市指定史跡
・備考:復元され保存
    石室は見学不可能
 
:M-5号墳:
・墳形:円墳
・規模:不明
・備考:駐車場付近の為、消滅?
 
:M-6号墳:
・墳形:円墳 葺石?
・規模:不明 石の山背後の遊歩道脇に一部残存?
・備考:一部破壊?

皆様こんばんは~(^▽^)
 
今日は都内の古墳を3基ほどと、
増上寺にある徳川家墓所の一部を見てきました♪
いつもは車で行ってますが、都内は駐車場が少ない上に、
あっても地元よりも高額で、電車賃より高くつくこともザラなので、
珍しく電車でゆっくり車窓を眺めながら巡ってきました(^^
大室古墳群のシリーズが終わり次第、
順次UPしていきますので、お楽しみに~☆☆☆
そういえば、キトラ古墳の石室が限定公開されるそうですね~(^^
壁画が剥ぎ取られた内部を見ても。。。と思いますが(^^;
 
さてさて、前置きが長くなりましたが、
大室古墳群M-3(えむさん)号墳の紹介に参ります(^^
 
イメージ 1
 
前回に引き続いて再度掲載してしまいますが、
M-3号墳は、中二子古墳と後二子古墳の、
ちょうど中間くらいの位置にあります。
 
イメージ 2
 
後二子古墳近くから見たM-3号墳の姿。
 
イメージ 3
 
M-3号墳近撮。
M-2号墳同様、説明板が無いので、
ここから奥に進んだ所に復元されているM-4号墳に向かう時に、
一旦はスルーしてしまいました(^^;
 直径15m程の円墳の様ですが、
2方向を遊歩道で削られていて、
一辺10mほどの方墳に見えます。。。
 
イメージ 4
 
墳丘の高さは1.2m程。
墳丘からは横穴式石室が検出されているそうですが、
葺石に使用されたと思われる丸石くらいしか見つけられませんでした。
 
M-2号墳ほど面白味が無い古墳でしたが、
わざわざ残してある事の方が気になります(^^;
 
:M-3(えむさん)号墳:
・墳形:円墳 葺石?
・規模:(目測)直径約15m×高さ約2m
・周堀の有無:不明
・埋葬主体部:横穴式石室
・出土品:不明
・築造年代:6世紀?
・史跡の指定区分:市指定?
・備考:M-4号墳近くの木立内に残存

皆様こんにちは~(^▽^)
 
昨日家でお客様を招いて、ちょっとした宴会を行ったので、
二日酔いで頭が少々クラクラしております(^^;
今日は最高気温が37度予想で暑いこともあり、
大人しく過ごすことにしました(^^;
週末は久々に都内の古墳巡り及び、
都立中央図書館に行って、購入前にどんな内容の本か知るために、
「陵墓地形図集成」を閲覧してくる予定です♪
 
・・・では、本日紹介します大室古墳群公園内の古墳は、
 
イメージ 1
 
※中二子古墳前に設置してある公園内古墳立地図
 南側駐車場から近い場所にある、
M-2(えむに)号墳と呼ばれる小円墳です(^^
現在公園内には先日紹介した帆立貝式前方後円墳の、
M-1号墳の他、M-2~6号墳までの5基の小円墳が存在してますが、
当日見た限りでは・・・・・、
 
・M-2 完存
・M-3 半壊?
・M-4 復元(平成の古墳)
・M-5 消滅?(位置的に南側駐車場内)
・M-6 ほぼ消滅? M-2の近くにソレらしい盛り上がりを確認
 
・・・こんな感じでした。
 
では、M-2号墳の写真を。。。
 
イメージ 2
 
中二子古墳から県道沿いに南側駐車場へ向かう、
木立の中にソレはありました。
 
イメージ 3
 
南側駐車場側から近付いて撮影した墳丘。
説明板は設置されてないので、詳細は分かりませんが、
横穴式石室が多い大室古墳群の中で、
唯一の竪穴式小石室を持つ古墳の様で、
墳丘をじっくり見て巡ってる時に、
 
イメージ 4
 
凝灰岩の石材(石室石材?)があったり、
 
イメージ 5
 
縦線がはっきりと確認できる円筒埴輪片があったり、
 
イメージ 6
 
頑張れば1基組み立てられそうなくらいに、
近距離に円筒埴輪の破片が密集して散乱してたり。。。
特に中央の埴輪片はまだ土中に埋まってる状態なので、
保存状態は良さそうです(^^
コレらの円筒埴輪片は、突帯が太くてハッキリしていることや、
破片の厚みがある事などから、
5世紀中頃~後半頃の築造ではないかと推測してます。
 
※以前紹介しました、群馬県藤岡市内にある、
 白石稲荷山古墳の円筒埴輪片に良く似ていると思ったので、
 だいたいの年代を推測しましたが、
 間違っていたらスミマセン m(_ _)m
 
墳丘の規模は、説明板が無いので完全に目測ですが、
直径約15m×高さ約2.5~3mほどの大きさかと思われます。
 
イメージ 7
 
あと、遊歩道側の墳丘斜面で、丸石が多く散乱していたので、
葺石で墳丘の全面が葺かれていたとも考えられます。
また、墳裾から遊歩道側へ幅1~1.5mくらいの窪みが、
墳丘の南側と西側で見られたので、
もしかしたら全周する周堀が存在するのかもしれません。
 
国指定の前方後円墳ばかりでなく、こうした小円墳にこそ、
古代の情報がたくさん詰まってる可能性があるので、
説明板を設置して欲しいな~・・・と思いました。
「石の山」と呼ばれる凝灰岩や自然石の岩肌が露出している、
小丘陵の裏側、民家が見える所から、南側駐車場方向へ、
50mほど歩いた所の木立内にあります。
 この時は資料館に行くのを忘れてしまっていたので、
この古墳の出土品などは分かりませんが、
近々もう1度行こうと考えてるので、
もし撮影OKであったならば、
続報記事として紹介しようと思っております☆
 
:M-2(えむに)号墳:
・墳形:円墳 葺石?
・規模:(目測)直径約15m×高さ約2.5~3m
・周堀の有無:不明だが、墳裾周囲に窪みが見られる事から、
       墳丘を全周する周堀の存在が考えられる。
・埋葬主体部:自然石積小型竪穴式石室
・出土品:不明 墳丘斜面や頂部付近に円筒埴輪片散乱
・築造年代:5世紀中頃~後半頃か?
・史跡の指定区分:不明
・備考:公園駐車場近くの木立内に現存

皆様おはようございます(^▽^)
 
既に気温が30度を超えており、
非常に蒸し暑い朝になっている関東地方。。。
早く涼しい季節になって欲しいです(^^;
 
さて、前方後円墳が4基続きましたが、
今回は同じ公園内に有る、少々形が違う古墳を紹介♪
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
M-1(えむいち)号墳
 
大室古墳群と同じ公園内に有り、
大室古墳群とは別の内堀遺跡群に属する古墳です。
方形周溝墓や住居跡を伴う遺跡群で、
4世紀~6世紀後半までの複合遺跡が存在しております(^^
大室古墳群に属する、前二子・中二子・後二子・小二子は、
国指定史跡ですが、それ以外は市指定史跡の様です。
 
この古墳はその遺跡群に含まれる古墳で、
全長約37mの周堀を持った、帆立貝式の前方後円墳です(^^
近畿に多く見られる墳形だと思ってましたが、意外と群馬県にも、
多い墳形なのだなと思い直しました。
 
イメージ 3
 
周堀の位置と範囲は、板石で表示されてます。
 
イメージ 4
 
前方部から見た後円部。
墳丘は2段築成となってる様です。
 
イメージ 5
 
後円部墳丘近撮。
 墳丘に数本見られる線は、獣道では無く、
発掘調査前に付けられた耕作&土取りの跡で、
調査時の姿を再現してある様です(^^;
・・・でも、どうせ復元するのなら、
周堀も復元して築造当時の姿にして欲しかったです。。。
埋葬主体部は両袖型の横穴式石室と考えられてますが、
既に破壊されており、痕跡しか見当たらなかった様です。
 
イメージ 6
 
後円部墳頂。
 現在の墳丘は、調査時に残存していた墳丘に、
土盛りして築造当時の大きさに復元したもの。
 
イメージ 7
 
後円部頂部から前方部を見た感じ。
 
イメージ 8
 
前方部頂部の様子。
後円部より低くて短い、典型的な帆立貝式&前期型古墳です。
 
イメージ 9
 
前方部頂部から後円部を眺めた感じ。
復元された墳丘なので、
遺物の露出などは全く見られませんでした(^^;
今の時期ですと、たいていの古墳は樹木や下草が繁ってしまい、
見学するのも大変ですが、この古墳は樹木が1本も無いので、
とても見学し易かったですし、墳丘に登っても怒られないです(^^;
 
:M-1(えむいち)号墳:
・墳形:帆立貝式前方後円墳 2段築成
・規模:全長約38m 正確な高さは不明だが、
     目測で後円部約6m、前方部高さ約4m程か?
・周堀の有無:有り 幅2m
・埋葬主体部:両袖型横穴式石室
・出土品:円筒埴輪、形象埴輪(人物・馬・盾・靫・鉾・太刀・家等)
     朝顔形円筒埴輪
・築造年代:6世紀後半
・史跡の指定区分:市指定史跡
・備考:公園内端に一部復元された状態で現存
    駐車場有り(無料)

皆様こんにちは~(^▽^)
 
前・中・後と続きましての、次なる古墳は、
後二子古墳の前方部側に後円部を向けるこちらの古墳。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
小二子(しょうふたご)古墳
墳丘全長38mの小型の前方後円墳で、
発掘調査の結果、墳丘上に円筒埴輪列の他、
人物・馬・盾・靫・太刀などの形象埴輪が樹立していた事が、
判明している古墳です。
現在は、一部の埴輪列が復元&展示されてます。
 
イメージ 3
 
前方部から後円部を見た感じ。
後円部頂部に埴輪列が円陣を組んで並んでます。
後円部の奥に見える高まりは、後二子古墳の前方部です(^^
 
イメージ 4
 
墳丘の周囲には生け垣が巡らされている為に、
墳丘に近付くことが出来ないので、ズームで撮影。
 
イメージ 5
 
後円部南面には、横穴式石室の開口部がありますが・・・、
 
イメージ 6
 
※古墳説明板より
 
耕作や土取り工事のために、既に破壊を受けていて、
自然石を乱石積みにした無袖型横穴式石室の内、
開口部と側壁の一部、奥壁の一部を残すのみで、
天井石は消失していたようです。
 石室内部からは、わずかに須恵器や土師器が発見されたくらいで、
前二子や後二子に見られる、武具や農耕具などの出土品は無かった様です。
 小二子古墳の被葬者は、おそらく後二子古墳の被葬者に近い関係の人物で、
後二子古墳の外堀の一部を破壊する様な形で築造されており、
築造年代は、6世紀後半と推測されてます。
 
:小二子(しょうふたご)古墳:
・墳形:前方後円墳
・規模:全長38m
・周堀の有無:有り
・埋葬主体部:自然石乱石積無袖型横穴式石室 
 幅1.8m×高さ1.4m 石室全長は未記載
・出土品:須恵器壷、須恵器甕、土師器、円筒埴輪、形象埴輪
・築造年代:6世紀後半
・史跡指定の区分:国指定史跡
・備考:石室は調査後埋め戻し
    埴輪類復元    
    駐車場有り(無料)

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