皆様こんにちは~(^▽^)

川越市のお隣の鶴ヶ島市内で、
調査後移設&復元された古墳を紹介。

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北西側から眺めた鶴ヶ丘稲荷神社古墳全景。
手前の赤茶色の部分は周濠跡を示してます(^^

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南東から見た感じ。
中央に写っている柵の奥には復元された横穴式石室が有ります。
石室のみ実寸大で復元し、その他は1/2の大きさで復元されているので、
コンパクトな印象を受けますが、元の復元サイズは倍の大きさなので、
築造当時は壮大な墳丘であったろうと思われます。

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説明板。

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調査時の墳丘実測図。

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調査時の石室残存状況。
石室全体の形状は羽子板状である事。
調査時既に天井石や側壁などの石材は抜かれ、
最下段の石材と玄室床に敷かれた3枚の緑泥片岩(棺床)、
礫が残っており、玄室の前に前室を設け前庭部も有る複室構造である
・・・事などが判明してます。

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前庭部から奥壁を見た感じ。

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奥壁から前庭部方向を見た感じ

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奥壁の緑泥片岩の板石は復元ですが、
玄室床に敷かれた3枚の板石は実物で棺床となります。

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埼玉県埋蔵文化財情報公開ページの鶴ヶ島市から、
古墳以外にも旧石器~平安時代頃までの住居跡なども検出されており、
鶴ヶ丘遺跡となってますが、復元された古墳以外は、
宅地開発の為に現在は見る影も有りません。
17番が調査された鶴ヶ丘遺跡の範囲で、
49番が元々鶴ヶ丘稲荷神社古墳が有った場所を示してます。

:鶴ヶ丘稲荷神社古墳:
・場所:埼玉県鶴ヶ島市松ヶ丘3
・墳形:方墳 葺石
・規模:東西20.5m×南北21m
・周濠の有無:有
・埋葬主体部:複室構造横穴式石室(羽子板状の形状)
       全長4.53m
       玄室長2.58m×玄室最大幅2.40m
・出土品:土師器片、鉄片
・築造年代:7世紀後半
・史跡の指定区分:市指定史跡
・備考:元有った場所から50m南西側に移設・復元
    石室は元の規模、墳丘その他は1/2に縮小
    駐車場無し