それでは。。。Par.2の記事です。 
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後円部端の両脇に地下に下りる階段があります。
一見真っ暗ですが、ちゃんと照明が設置(人感センサー)されてるので、
懐中電灯装備の心配は不要です(^^ 
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入って行くとガラス扉が設置され、そこにご覧の様な注意書きが。。。
手すりの中(埋葬主体部保存施設)に入ると、警報装置が設置されている様で、
自動的に通報されますので、中に入らない様ご注意下さい(^^;
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入った中には副葬品室を備えた大きな舟形石棺があります(^^
蓋石の大部分が修復されてますが、身の方は発見当時のままの様です。
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奥の照明が当たらない場所には、
もう半分の石棺蓋石が転がって(安置?放置??)ます。
 
・・・てっきり、この古墳は舟形石棺1基のみだと思っていたのですが、 
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ほとんど破壊されてますが、舟形石棺に寄り添う様にして、
竪穴式石室(竪穴式石槨)が有りました。
少々暗くて見難いですが、石棺横の石積の端に、金属製のプレートが見える部分に有ります。
また、石棺の周囲にある礫群も当時のままで、複製では無い様です。 
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前後しますが、コチラが舟形石棺の副葬品室です。
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ココからは、鎌/やりがんな/鋤先/斧・・・などの農耕具と、
刀子(とうす)と呼ばれる小刀が出土してます。
 
前方部左横に「JA農産物直売所」がありますが、
この直売所の前の細い道を後円部方向に進んで撮ったのが、
Par.1記事に掲載した真横からの写真です(^^
 
ココはドライブがてら、もう1度秋~冬の時期に訪れようと思ってます。
間違って月曜日に行った為に、博物館が閉まっていて、
出土遺物が見れなかったので。。。(^^;
 
:八幡塚(はちまんづか)古墳:
・所在地:高崎市保渡田町2000-1
・墳形:前方後円墳 葺石
・規模:全長102m
    後円部径56m✖高さ6m
    前方部幅53m、高さは調査時削平されていた為不明
・周濠:有り 二重
・埋葬主体部:舟形石棺1、竪穴式石槨1
・出土品:舟形石棺/やりがんな、鎌、鋤先、斧、刀子、桂甲小札
      竪穴式石槨/早くに破壊されていた為不明
      墳丘&周堀/形象埴輪(人物・馬・猪・鹿)、高坏、
                           朝顔形埴輪、円筒埴輪
・築造年代:5世紀後半
・史跡の指定区分:国指定
・備考:駐車場有り(無料)
    出土品は博物館に展示