皆様こんにちは~(^▽^)
 
GWは如何お過ごしでしょうか~(^^
事故や怪我の無い様、気を付けてお過ごし下さいませ~♪
 
さて、本日から白石古墳群は平井地区の古墳達を、
撮影した順番に1基づつ紹介していきま~す(^^
資料館の館員や地区内に居住してる方々によると、
「○○古墳」などの様に、特定の名前が付けられている古墳は無く、
「平井地区○○号」・・・と、番号が振られているだけです。
丁度昼時に対応してくださった若い館員の方は、
全部でどれくらいの数があるか把握しきれてないほど、
大量に密集している古墳群の様です(^^;
尚、墳形は全て円墳で、規模は5~40mくらいの大きな物まで、
様々な大きさの墳丘が存在している様です。
また、説明板も特に設置されていない為に、
「この古墳は○○号墳」とは分かりませんので、
ココでは、「1基目、2基目・・・」と書かせて頂きます(^^
尚、古墳所在地ですが、ほとんどが個人宅敷地内や私有地内の為、
掲載は見送らせて頂きます。
 
また、車は近くの藤岡歴史資料館に止めさせて頂きましたが、
遠く離れている古墳は、県道の端に路駐しなければいけませんので、
見学の際は事故など起こさぬよう、ご注意下さい。
 
まずは、宗永寺裏東塚古墳の墳頂部から見えた。。。
イメージ 1
コチラの1基から。。。 
イメージ 2
県道から少し畑地に入った所から撮影。
生垣と玉葱の間の畦道を通らせて頂いて。。。
イメージ 3
撮ったのがコチラ。
墳丘の半分が背の高い下草が覆われていて、コチラ側は綺麗に刈り取られている感じ。
下草で覆われてる側は民家があるので、目隠しのつもりでしょうか?(^^;
 
説明板も何も無いので、全て目測ですが、
直径は約30mほど、高さは3~4mほどはあるかと思います。
資料館の方の説明ですと、平井地区にある古墳の埋葬主体部は、
全て川原石を積み重ねた、乱石積みの無袖型/片袖型/両袖型の、
短小な横穴式石室だそうで、出土品は円筒埴輪や土師器、
須恵器などの破片がほとんどだそうです。
築造年代は5世紀後半~6世紀後半までと推定されています。
 
畑地などの開墾で崩された墳丘が幾つか目に付きましたが、
それらの中でも、この古墳と次回紹介する古墳の2基は、
比較的当時のままの姿を残していると感じました。
イメージ 4
墳丘に登って見下ろした感じです。
少々文字が小さいですが、遠くに宗永寺裏東塚古墳が見えます(^^
上の写真で少し大きめの川原石は葺石と見られる石で、
茶色いのは全て円筒埴輪の破片です(^^;
イメージ 5
墳頂の一番高い部分は、下草で覆われていて接近不可能。。。
少し民家側に回ってみると・・・?
イメージ 6
石室石材と思われる、大きめな石が確認できました。
見た感じ、石室は既に破壊されている様で、開口部などは確認できませんでした。。。
 
:平井地区の古墳群 1基目:
・墳形:円墳 葺石
・規模:(目測)直径25~30m 高さ3~4m
・周堀の有無:不明
・埋葬主体部:川原石乱石積み横穴式石室
・出土品:円筒埴輪、土師器片
・築造年代:5世紀後半~6世紀後半頃
・史跡の指定区分:市指定
・備考:墳丘半分が民家敷地内の為見学時は要注意
    埴輪片多数露出
    石室崩壊