皆様おはようございま~す(^◇^)

本日紹介する古墳で、とりあえず先日見学分は終了です(^^
次は秋~冬頃に見れなかった&アタック出来なかった古墳を、
再度見学して、記事の写真も差し替えする予定です。
また、くれふしの里周辺の見学し忘れた古墳や、
水戸市北部の未訪問の古墳群なども合わせて、
見学できれば・・・と考えておりますので、
それまでは、特にブログネタが無い限り、
更新の方はお休みします(^^;
イメージ 1
コチラが資料などには未掲載となっている、酒門郵便局近くの畑地内古墳です。
先日紹介した谷田町付古墳群 4号墳から、南西に650m程進んだ畑地内で、
住所的には酒門町に入るので、谷田古墳群に入るかは微妙ですが、
酒門台古墳群からは距離が離れているので、どちらとも言えない感じでしょうか?(^^;

上の写真は北側道路(私道?)から撮影したものですが、
道路(非常に幅狭し)を東方向に50m程進んでみたところ、
フェンスが途切れていましたので、
そこから蜘蛛の巣を振り払いながら墳丘に接近してみました(^^
イメージ 2
北東側から撮影した墳丘。
畑地に面している側は下草で覆われて緑色ですが、
コチラ(裏側)は雑木林内で陽の光が少ない為か、
墳丘斜面上の下草は少なく観察し易かったです(^^
他の谷田古墳群(谷田町付古墳群含む)に比べると、
墳丘斜面が緩やかなので、谷田古墳群に先行する時期頃の、
築造と思われますが、畑地開墾で削平されている可能性も、
有るかと思いますので、断定は出来ませんね(^^;
尚、現存規模は直径20m✖高さ1.5m程の円墳です。
墳裾周辺に窪みは確認出来なかったので、
周濠は無いかと思われますが、大量の落ち葉や腐葉土で、
埋没している可能性も有るかと。。。
イメージ 3
平坦面が広がる墳頂部中央部の様子。
樹木が墳丘上に有りますが、中央部からは外れている上、
埋葬主体部が竪穴系であるとしても、
根による攪乱や損傷は少ないだろうと思われます。
土器片や埴輪片などは見られ無かったのですが、
秋頃に訪れた際に、再度注意深く観察してみようと思います。

また見学上の注意ですが、西側や南側からはフェンスで囲まれている為接近不可能です。
北側から接近するにしても、所有者の方が居た場合は一声断ってから見学されて下さい。
尚、駐車場は有りませんし北側道路は非常に狭い為、
直ぐ近くの交差点にコンビニが有るので、コチラに停める方が無難です。

※2022年追記
 ストリートビューで現在も墳丘が確認できますが、
 依然、未調査の模様で『常陸の古墳群』にも未記載だし、
 何の情報も入っていません。
 記事内では竪穴系と記載していますが、
 谷田古墳群・谷田町付古墳群が後期~終末期頃の築造なので、
 この墳丘も終末期頃に築造された小規模墳であると思われます。
 新たな情報が入り次第、追記していきます。

※古墳所在地ですが私有地内の為、詳細は控えさせて頂きます。
:谷田古墳群 畑地内古墳(仮称):
・所在地:水戸市酒門町付近
・墳形:円墳
・規模:直径20m✖高さ1.5m
・周濠:不明
・埋葬主体部:不明
・出土品:不明
・築造年代:後期~終末期
・備考:畑地内(私有地)東隅に現存
    駐車場無し