関東の古墳&陵墓研究

関東地方(主に埼玉県や茨城県)の古墳や遺跡、神社仏閣等を見学し紹介してます。 個人的に好きな陵墓関係の記事や書籍も紹介してます。

2018年05月

皆様こんにちは~(^◇^)
まだ5月だというのに、早くも夏の陽気と、
梅雨入りを予感させる様な湿度の高い日が続いてますが、
如何お過ごしでしょうか?(^^
古墳見学の方は、ひとまず見学できそうな所のみで、
深い木立中に有る様な野良古墳は、
秋頃までスルーしようと考えております(^^;

今回は、以前「埼群古墳館」様の掲示板で記載されていた、
『群馬古墳総覧』という政府刊行書籍が、
一般でも入手可能であるという書き込みを読みまして、
早速、「全国官報販売協同組合」のホームページから、
注文を一昨日の午前中に入れまして、
本日昼過ぎに届きました(^^

今の所、古墳に関係する書籍は、
コレ1冊のみですが、今後埼玉県や千葉県などの、
古墳総覧なども出版され次第、購入したいと思っております(^^

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官報書籍なので、立派なハードケースに入っていても、
懐に優しい金額設定なのは嬉しいですね(^^
※ちなみに陵墓地形図集成の定価は約16万円

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ハードケースの中には「古墳分布図編」と、
「本文・一覧表編」の2冊が入ってます。
分布図は今後、古墳見学をする上で役に立ちそうです(^^
汚したら嫌なので、その都度コピーを取る様に、
心掛けたいと思います(^^;

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分布図の一例。
コレは沼田市内の一部ですが、
関越自動車道沿いに密集している状態が、
改めて確認できますね(^^
当然ですが、道路に掛かっている古墳は全て消滅していますが、
その事についても、別表で、規模・墳形・埋葬主体部・出土品・調査年など、
詳細に記載されているので、どの様な古墳が存在したのかも、
知ることが可能となってます(^^

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コチラは「本文・一覧表編」の始めの頁に掲載されている航空写真。
文中にもモノクロ写真ですが、発掘調査時の写真が掲載され、
後頁には市町村毎に、無名古墳から名前の有る古墳まで、
古墳名・所在地・現状(存在/消滅)・墳形・規模・埋葬施設
・総覧古墳番号・文化財指定の有無など、
かなり細かく記載されているので、
こちらも今後大いに役立ちそうです(^^
特に市町村毎の一覧表は少々字のサイズが小さいですが、
毎日見ても飽きない程見応えが有ります(^^

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字が小さいと書きましたが、CDも付属しているので、
パソコンでも見る事ができます(^^

ちょっと気になったのが、
藤岡市に有る模様積みの石室で有名な、
伊勢塚古墳の項目。。。
現地説明板でも当ブログでも、
墳形は不整八角形と記載してますが、
総覧には直径27mの円墳と記載されています。。。
当初は実際に円墳とされていて、
その後の調査で不整八角形である可能性が出て、
現在に至るのですが、やはり円墳だったという事でしょうか?(^^;
また、喜蔵塚古墳は当ブログでは円墳(方墳の可能性有り)と、
書いてましたが、総覧にははっきりと「方墳」と記載されているので、
コチラは後日直しておこうと思います(^^;

今後、埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・東京都の、
古墳総覧が出版される事を強く願いたいです(^^

皆様こんにちは~(^◇^)

5月とは思えない様な夏日の関東地方。。。
これだけ気温が高くなると、雑草も茂り始めるので、
古墳見学には不向きな時期となってきました(^^;
秋頃までは整備された古墳公園などに出掛ける予定は有りますが、
個別の古墳見学は難しいと思われますので、
更新も滞りがちになるかと思いますが、
気長にお待ち下さいます様、宜しくお願いしますm(_ _)m

本日はくれふしの里公園から、
北東へ1km程進んだ所に有る、
手子后(てごさき)神社境内に有る、
コチラの古墳を紹介します(^^

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手子后神社参道入り口付近。
この参道付近に何か遺跡か古墳でも有ったのか、
多数の土器片と共に、謎の土器片を見つけたので、
紹介していきます(^^

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参道脇(鳥居の左手前辺り)で、
写真の様な土器片が多数散見されました。

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コチラが謎の土器片を見つけた時の状態。
手の平サイズ程の大きな破片で、
撮影した時も大きな土器片(土師器壺?)と思ってましたが、
裏返してみると・・・・・?

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何やら孔が見えますね。。。(^^;

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孔は貫通しており、アーチの部分は別パーツでは無く、
指で押し広げながら丸く穿たれた様にも思います。

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手の平に載せたサイズ感はこんな感じ(^^
把手付きの甕か壺か、はたまたそれ以外の土器片か。。。
帰宅後色んな土器片の画像を検索してみましたが、
これといった決定モデルは見つかりませんでした(^^;

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境内の神社建築物
コレは拝殿で、この奥に木柵で囲まれた本殿が有ります。
古墳と思われる物体はこの奥に有りますが、
左端奥に一部写ってますね(^^
本殿の周囲にも細片ですが、土器片を確認しました。

古墳へ行く前に境内を観察。。。

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拝殿の前に半分以上が埋まった状態の、
石室石材と思われる巨石が有りました。

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コチラは手水鉢ですが、頂部中央の丸い孔以外にも、
加工痕が見られるので、コレも石室石材の流用と思われます。

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本殿を東側から。。。
古墳にめり込む様に建てられてますが、
本殿建設の際に石室が破壊された模様。。。

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上の本殿の横に羨道or玄室の側壁と思われる、
大きくて厚みのある石材が露出してます。
本殿側はほぼ平滑に整えられているので、
石室石材であることは明白かと。。。

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南東側の残存墳丘。

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北側から見た三本松古墳群1号墳の全景。
直径は削られている為不正確ですが、
それでも直径15~20m程は有りそうですし、
高さも最高所で3.5m以上が残ってます。

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南側から。。。
拝殿は屋根が見えますが本殿は隠れて見えません。
コチラからでも結構な規模と高さである事が分かりますね(^^
また、神社へ至る道路は舗装されてはいますが、
非常に細い為、くれふしの里公園駐車場か、
最寄りのコンビニ駐車場に停めての見学が、
オススメかと思います(^^

:三本松古墳群1号墳:
・墳形:円墳?
・規模:(残存部分推定)直径15m×高さ3.5m
・埋葬主体部:横穴式石室か?
・出土品:不明 周囲に土器片散乱
・築造年代:6世紀代?
・備考:手子后神社本殿両脇に残存
    参道入り口付近に土器片散乱
    駐車スペース無し

皆様こんにちは~(^◇^)

くれふしの里公園周辺の古墳跡として、
6基目となるのがコチラ。。。

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赤丸で囲った部分が該当箇所となります。
上の写真は一戦塚古墳を見学した後なので、
北側から撮影しております(^^
古墳名は不明ですので直ぐ隣に有る、
命照寺(めいしょうじ)という寺院から取って、
(仮称)とさせて頂きます(^^;

一戦塚古墳を見学し終えてから、
くれふしの里公園駐車場に戻る際に、
気になったので、行ってみることにしました。。

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南側から見た古墳跡全景。
畑地の隅で三角錐状態になってます。
現状規模は一辺3~4m×高さ1.3m程度です(^^
元の形状は不明ですが、道路建設と寺院及び畑地開墾の為に、
削られてますが、元は円墳と思われます。
雑草もまだ茂る前で封土が観察し易い状態。

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北西側からもう1枚。
こちら側は枯れた雑草で覆われてました。

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土師器と思われる土器片

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小さいですが、こちらも土師器片と思われます。
上記2片の他にも、似た様な大きさの土器片が幾つも見られました。
元の規模は隣の駐車場まで及んでいたと想定すると、
直径10~15m×高さ1.5m程度と思われます。
中心部は既に無いと思われるので、
埋葬主体部は何だったか推測は難しいですが、
石材も見当たらないので、木棺直葬と思われます(^^

もう来ない(4回目)だろうと思っていた、
くれふしの里公園周辺ですが、
探せばまだまだこの様な古墳跡が有りそうですね~(^^;

皆様こんばんは~(^◇^)

本日はくれふしの里公園周辺の古墳跡と思われる、
2箇所を紹介します(^^

まずは前回紹介した「その3」の直ぐ北側に有るコチラの墓所

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推定古墳跡4基目の全景。
畑の先の斜面という、墓所には位置が妙な場所。。。
何故ココが古墳跡かと思ったのは、
写真下部(手前)の畑の端から墓所へ通じる、
通路の脇で土器片が散乱しているのを見つけた為です(^^

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特に大きな土器片を拾い上げて撮影。
手の平サイズの大きさで、厚みが有るので、
土師器壺か甕などの破片かと思われます。

5基目の古墳跡は、くれふしの里公園北側の、
一戦塚古墳の西側の畑地内に残されているコチラ。。。

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畦道が無かったので接近は出来ませんでしたが、
盛土上には2本の石標柱が建てられていましたが、
カメラのズーム機能を使ってみたところ、
おそらくは供養塔の様です。
一戦塚古墳から近いので、三輪野古墳群に属する、
古墳跡と思われますが、確証は有りません(^^;
尚、長い間耕作されて粉々になってしまったのか、
極めて小さな土器片は見られましたが、
大きな物は見られませんでした。。。
こちらの盛土を見学する際は、写真正面奥に写っている民家の犬が良く吠えるので、
見学の際はご注意下さい(^^;

皆様こんにちは~(^◇^)

本日は「くれふしの里公園周辺の古墳跡」の、
3基目を紹介します(^^

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まず西側方向から見た、古墳跡3基目(矢印の辺りが推定墳頂部)
ココは、くれふしの里公園駐車場に向かう上り坂の途中で、
低木常緑樹が植えられた中に数基の庚申塔や石仏が、
祀られている箇所となります。

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南から。。。
手前方向に坂を下って突き当りを右折して更に下ると、
古墳跡1基目として紹介した石組みの有る交差点に出ます。
この場所だけブロックで土留めされているので、
以前から気になっていた場所です。

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生垣内部の元墳頂部だったと思われる、楕円形状の地膨れ箇所
2体の石仏と石碑様の板石が建てられてます。
この楕円形状の部分とその周囲で、複数の土器片を見つけました。

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厚みが薄いので、土師器片だと思われます。
この他にも細片ですが、同じ様な土器片が周囲に見られました。

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また、直ぐ南側の湾曲している道路の路側帯部分で、
土器片が落ちているのを見つけたのですが、
落ちている位置が不思議な場所でして・・・・・、

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土器片の上からくれふしの里公園方向に向かう坂道の途中という、
なんとも不思議な地点に落ちていました(^^;
写真右端には3基目と思われる生垣が写ってますが、
場所的に3基目の土器片をココに捨てた可能性が有るかと。。。
ただ、わざわざ離れた所に置く(捨てる)かな?とも思いますし(^^;

当初は4基目の存在を想定していましたが、
もしかしたら、3基目の規模が想定していたよりも、
もっと大きくて、土器片が落ちていた辺りまで、
墳丘や周濠(有れば)が達していた可能性も考えましたが、
そうなると直径は15m以上有ることに。。。
果たして真相は如何に???(^^;

また、写真右端に写っている菱形の墓所ですが、
当初はココも古墳跡かと思いながら、
墓所内に入らない様に気を付けて観察してみましたが、
土器片などは皆無でした。。。
しかし、墓地上に数本の切株が有りまして、
どれもかなり太めのサイズで、
最近植えられた物では無さそうな辺りが怪しいですし、
この盛土のさらに東側約50m程の距離に、
古墳跡2で紹介した墓地が有ります。
断言は出来ませんが「可能性」は有るかもしれませんね(^^

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