関東の古墳&陵墓研究

関東地方(主に埼玉県や茨城県)の古墳や遺跡、神社仏閣等を見学し紹介してます。 個人的に好きな陵墓関係の記事や書籍も紹介してます。

2016年12月

皆様こんにちは~(^◇^)

今年も残すところ、あと3日となりましたが、
如何お過ごしでしょうか?(^^
本日は仕事納めでした(^^

今日のネタは先週松戸に行った際に、行ってみた場所の紹介です(^^
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21世紀の森公園内にあり、松戸市立博物館の敷地内に、
森の工芸館という施設が有るのですが、
ココに、貝の花貝塚の集落を再現(ほんの一部)した、
コーナーが有るので、早速行ってみました(^^
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「縄文の森」と書かれた看板が有ります(^^
ココは公園から行けますが、松戸市立博物館のロビーを通り抜ける方法でも行けます。
ただし、博物館を通り抜けるには開館時間まで待たないといけませんので、ご注意下さい(^^;
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実物と同じ茅葺きの竪穴式住居が3棟建てられており、
その内1軒は、内部に入れるようになってます。
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こちらの住居が内部に入れる体験住居です(^^
博物館に最も近い場所に建てられてます。
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少し狭いですが、内部に入ってみました(^^
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中では博物館の職員の方が焚火を焚いており、
この住居群の元になっている貝の花貝塚について、詳細に説明して頂けます(^^
また、暗くて撮影はできませんでしたが、石皿と石臼なども置いてあり、
公園内で採取したドングリなどの木の実を、縄文時代に行っていた様に、道具を使って、
磨り潰す作業などが体験できるようになってます(^^
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内側から見た天井は意外に高さが有り、焚火のお蔭で非常に暖かいです(^^
結構煙たいので、マスク着用必須です(^^;
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竪穴式住居の構造図が掲示されてます(^^
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貝の花貝塚(前回紹介済)の位置を示した地図も掲載(^^
椅子などは置かれて無いので、石皿を使った体験などを行う際には、
土の床に直接座る事になるので、体験時は汚れても良い恰好で行くと良いです(^^

縄文の森は森の工芸館と博物館の間に有ります(^^
尚、詳細な発掘調査は行われていないため、
縄文土器以外の出土遺物は知られてませんが、
博物館や縄文の森が有る一帯は、小高い自然丘陵となっている為、
期間と資金を掛けてじっくり発掘調査を行えば、
貝の花貝塚の様な集落跡が出てくるのではないかと思っております(^^

皆様こんばんは~(^◇^)

本日は松戸市内に有る、コチラの史跡を紹介します(^^
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貝の花遺跡の標柱
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標柱に記載された説明書き。
発掘調査により、縄文時代中期~晩期にかけて成立した、
馬蹄形状の貝塚及び竪穴式住居跡群が見つかってます。
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標柱が立てられている所は、現在貝の花公園として、
昭和46年4月に整備されてます(^^
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公園の全景。
公園内に造られている前方後円墳状の盛土は、
古墳でも何でも無い只の盛土です(^^;
紛らわしいですが、遺跡自体は縄文時代の物なので、
何故この様な盛土を整備したのかは謎です(^^;
事前予備知識無しでココに辿り着いた時に、
この盛土を見てビックリしてしまいました(^^;
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44番の部分が該当部分となります。
尚、標柱は公園に有りますが、
微妙に遺跡の範囲からはズレた所に公園が有ります(^^;
遺跡の大部分は団地と小学校建設で破壊されており、
出土品などは松戸市立博物館にて展示&見学できますが、
検出された住居跡などは見れません。。。
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盛土の頂上にはこの遺跡から出土した土偶を象った、
大きな像が設置されてます(^^
長年の風雨にさらされたせいか、黒く変色してしまっていて、
少々不気味な印象を受けました(^^;
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像の基壇部分には『貝の花貝塚跡』と刻まれた、
銅製のプレートが嵌め込まれていて、
また、別の基壇面には。。。
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同じく銅製プレートで遺跡の概要が刻まれてます。

:貝の花遺跡(かいのはないせき):
・成立年代:縄文時代中期~晩期
・形態:貝塚(馬蹄形)
・調査年:1930年、1964~65年
・検出物:竪穴式住居跡
・出土品:人骨51体、土器(加曾利式など)、
     石器、骨角器、貝器、土偶、土製耳飾、有孔土製品
     魚類の骨など
・史跡の指定区分:市指定史跡
・備考:調査後団地造成の為破壊。
    出土品は松戸市立博物館などで展示
    松戸市立貝の花小学校西隣の貝の花公園が該当場所
    駐車スペース無し
    駅は遠い為公共交通機関利用がオススメ

皆様おはようございま~す(^◇^)

一気に寒くなりましたが、如何お過ごしでしょうか?
先週は古墳巡りに行く時間は無かったので、
近所の史跡散策や、21世紀の森公園にウォーキングに行くついでに、
博物館見学などをしてました(^^
本日は松戸市内に有ります、
江戸時代の陣屋跡を紹介します(^^
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公園に設置されている説明板
上記公園はスポーツグッズ店の裏側に有ります(^^
現在(諸事情で週の半分のみ住んでます)家から、
最も近い史跡だったりします(^^;
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標柱
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標柱横に書かれた説明文
普通、説明板の近くに標柱も有るハズですが、
標柱はこの説明板が設置されている公園から、
およそ200m近く離れたマンションの麓に立てられてます(^^;
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松戸市埋蔵文化財分布図の73番が該当部分です(^^
ちなみに、74番は縄文時代中期頃の貝塚、
75番は中近世の塚の跡ですが、
どちらも宅地開発されてしまっており、
当時を偲ぶ様な物は一切残っておりません。。。

:金ヶ作陣屋跡(かながさくじんやあと):
・成立年代:江戸時代
・形態:陣屋跡
・出土遺物:無し(出土品記載無し)
・史跡の指定区分:市指定史跡
・備考:公園内に説明板、道路沿いに標柱有り
    見学可能な遺構などは無し

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