皆様こんにちは~(^▽^)
今回から4記事に分けて紹介する地蔵山古墳群は、
蟹沼東古墳群から近距離にあった為に、ついでに見学してきました。
〇地蔵山古墳群
伊勢崎市(旧赤堀村)に展開していた古墳群で、
丘陵上に有る地蔵山古墳を中心とし、元は55基程有ったとされる。
現在は畑地開墾や開発などで5基まで減ってしまっている。
では、地蔵山古墳群の盟主墳である。。。
地蔵山(じぞうやま)古墳から。。。
遠目にはかなり大きな古墳に見えますが、地蔵山(独立小丘陵?)の頂部に築かれた、
全長60m、後円部直径40m✖高さ3.6mの、帆立貝型前方後円墳です。
5世紀初頭~中頃の築造と推定されていますが、未発掘の為詳細は不明の様です。
道路側(蟹沼東古墳群前を走る道路側)から見た、地蔵山の近景。
上の写真に写っている電柱?照明塔?の様な物の、
右側方向に蜘蛛の巣だらけの登山道があるのですが、
山頂近くで、明らかに傾斜が違う所があったので、
おそらくその部分が墳裾だと予想してます。
上の写真を撮影した時、全体が古墳かと思ってしまいました(^^;
墳頂の様子。。。
墳頂には唐辛子地蔵尊の社殿と御影石?製のベンチがあるのですが、
ご覧の様に下草が繁茂してしまっていて、
露出遺物を探すのも困難な状況になってました。。。
尚、頂部に祀られている地蔵尊の名前から、
唐辛子山古墳、地蔵尊が祀られる前は大山と呼ばれていたそうです。
唐辛子山古墳、地蔵尊が祀られる前は大山と呼ばれていたそうです。
帆立貝型前方後円墳だと言う事実は、
帰宅して色々調べていた時に知ったので、
上記の写真を撮っていたときは、円墳だと思ってました(^^;
前方部が不明瞭で、帆立貝型というよりも造出し付円墳であるとの説も有ります。
前方部が不明瞭で、帆立貝型というよりも造出し付円墳であるとの説も有ります。
下草が枯れる頃にリベンジしたいのと、
早急に正式な発掘調査実施を望みます(^^
:地蔵山(じぞうやま)古墳:
・所在地:伊勢崎市五目牛町 頂部に地蔵尊
・墳形:帆立貝式前方後円墳
・墳形:帆立貝式前方後円墳
・規模:全長60m
後円部径40m✖高さ3.6m
後円部径40m✖高さ3.6m
前方部長さ20m、高さ不明
・周濠:無し
・埋葬主体部:未調査の為不明だが、
竪穴系埋葬施設が想定されている
・出土品:不明
・築造年代:5世紀初頭~中頃か?
・史跡の指定区分:市指定
・備考:後円部頂部に地蔵尊社殿有り
駐車スペース無し
・史跡の指定区分:市指定
・備考:後円部頂部に地蔵尊社殿有り
駐車スペース無し