皆様こんにちは~(^▽^)

本日は東松山市内に有る柏崎古墳群から、
民家裏に残されているこちらの古墳を紹介します(^^
墳丘遠景
東側から眺めた柏崎13号墳遠景。
頂部に稲荷の祠が祀られているので、稲荷塚古墳とも呼ばれています。
西から
西から。。。
墳形は円墳で、規模は直径36m✖高さ6mの大きな墳丘ですが、
東側をブロック塀及び国道敷設で、西側~南側にかけて、
民家建設で削られている様なので、元は40m以上の径が有ったと思われます。
頂部祠
頂部の祠をズームで。。。
民家裏に有り、住民の許可を得ないと立入りできません。
当日も許可を得ようと訪問しましたが、人気ゼロだったので、
中には入らず、外から見学するのみとなりました。。。

規模的に、周囲の古墳群に属する古墳から、
埋葬主体部は横穴式石室と思われますが、
遠目に見学していても葺石や石材の露出などは見られませんでした。
墳丘封土に堆積している枯葉を除けば、何かしらの遺物は有るものと思われます。
尚、当古墳からは男女の人物埴輪の出土伝承が有ります。

また、この古墳の南西側には前方後円墳の可能性が高く、
周濠から水鳥埴輪が出土した柏崎12号墳(権現塚古墳/見学済み)が有ります。

※古墳所在地ですが個人宅敷地内の為、詳細は控えさせて頂きます。
:柏崎13号墳:
・別称:稲荷塚古墳
・所在地:東松山市柏崎 
・墳形:円墳
・規模:直径36m✖高さ6m
・周濠:未調査
・埋葬主体部:未調査
・出土品:人物埴輪(男女)出土の伝承有り
・築造年代:6世紀代
・史跡の指定:市指定
・備考:民家裏庭に所在
    駐車スペース無し

次回は柏崎15号墳を紹介します。